頑張っても頑張らなくても一緒だ。そんなふうに諦め半分の考えを持つようになったのはいつからでしょうか。
幼いころはもっと、心が躍る未来を信じていたり、そのために努力を惜しまなかったり。挑戦するなかで熱い気持ちになったことがあるのは、私だけではないと思います。
一方で、大人になるにつれて情熱を失っていくことが多いのもまた事実としてあるんじゃないでしょうか。自分が本気になっても変わらない環境や、必死に貢献しても変わらない待遇。もっと報われていいはずの現状に、もどかしさを抱えていないでしょうか。
オンラインのビジネスで起業して10年近く経ち、気づいたのは「努力が報われる世界はたしかに存在する」ということです。
これまで関わってきたクライアントも皆、自分が決められる人生を歩み始めた瞬間に目が輝き始めました。あのころのように、堂々と夢を語るようになりました。
自分の力で道を拓き、腹から笑える未来をつかむ人が増えたら、人生はもっとおもしろくなると確信しています。
大それたことはできなくてもいいです。ビジネスは個人サイズからの出発でも十分にインパクトがあります。会社や他人に頼らなくても、身一つで生きていけるこれからはつくれるのです。
ソロで起業した経験をもとに、もっと報われたい人たちの役に立てたら、これほど嬉しいことはありません。いつまでも泥臭く、どこまでもリアルな知見をお伝えできるように、私たちも走り続けます。
井上直哉