AIでLP制作を効率化!
claude3.7 無料版の実力を試してみた
最近、いろいろなAIツールが注目を集めていますよね。
「AIライティングでLP(ランディングページ)を一気に作れちゃうらしい」なんて噂を聞いて、半信半疑だった人も多いのではないでしょうか。
かくいうぼくも、副業で友人の会社を手伝う中で「もっと効率よくLPを書き上げたい」と日々悩んでいました。
そこで今回は、「claude3.7」無料版を使ったLP制作の実験談をシェアします。
結論から言うと、claude3.5はイマイチだったけど、claude3.7はかなり使えます!
こんなのが簡単に出来てしまいました↓

「ほんとにAIでそこまでやれるの?」と思う人こそ読んでみてください。
AIツール導入に興味のある方、LP作成を効率化したい方にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。
LP作成をAIでやろうと思った理由
これはもう、シンプルに3つあります。
- LP作りが大変
文字数が多いし、構成をしっかり考える必要がある。
時間も手間もかかるので、できるだけラクしたい! - SNS運用など他の業務もある
副業や小さな会社だと、ひとりで複数の仕事を抱えがち。
どれも中途半端になるのは避けたい。 - AIライティングが話題
ChatGPTをはじめ、次々と新しいAIツールが登場中。
うまく使えば、効率化できるんじゃないかと思った。
…そんな理由で、「とにかく試してみよう!」と動き出しました。
でもchatGPTは出てきた文章が機械っぽくて微妙。
そこで調べていて出会ったのが「Claude(クロード)」でした。
最初「クラウド」と読んでしまったのは内緒です。FFじゃないんだから。(ゲーム好きにはわかるはず…!)
LP作成にClaudeを使ったら

● claude3.5sonnet → 文章が単調で微妙だった
最初に試したのは「claude3.5 sonnet」でした。
というか、ぼくが出会ったときの最新版が3.5だったんですね。
使い方はシンプルで、チャット画面に「オンライン英会話のLPを書いてください」と打ち込むだけ。
これでLP作成が出来ちゃったらどんなに効率がよくなるだろう…!どんな構成が出るのか楽しみに待っていたのです。
結果、たしかにLPのような文章は生成されました。
ただ、なんというか“味気ない説明文”がずらっと並んでいる印象でした。
結論、
こりゃ使えないなと。
- セールスライティング特有の「感情を揺さぶる」要素が薄い
- 「買わなきゃ損!」みたいなインパクトもない
- 全体が無難で平坦
これではあまり魅力的なLPとは言いにくいな、と思ったんです。
その時に「AIただの時間泥棒じゃん…」と悔しかった記事が↓
● 【実例】claude3.7sonnet → ほぼ完成形のLPが!?
AIでLP作成をするなんて夢のまた夢なのか…
そんなふうに思い始めていたころ、claudeが進化しました。「3.7」というモデルが登場したのです!
せっかくなら最新を試してみようと、同じように「オンライン英会話のLPを作って」と入力しました。
プロンプトと呼べるものではないのですが、どれくらいの性能なのかを感じてみたくて。とりあえずテキトーに投げてみました。
すると、驚くほどスムーズに内容が展開。
冒頭でお見せした、こちらのページが出来上がってしまったのです。

- キャッチコピー風のタイトル
- 受講者の声や社会的証明を入れる構成
- 「無料体験レッスン」のCTAを自然に配置
などなど、「これもうLPとして成り立ってるよね?」というレベルの文章がスラスラ出てきたんです。
どうでしょう?ぼくはLP作成の土台としてclaude3.7は十分使えると感じました。
完成形のLP作成をするためには
● claude+多少の人力
実際、このclaude3.7が出力した原稿をベースに、ぼくがやったことは「人間らしいアレンジ」くらいです。
- 語尾をちょっと砕けた感じにする
- 具体例を増やして、読み手の共感を誘う一文を足す
- 企業の実績部分にリアルな数字を盛り込む
このあたりをサクッと修正しただけで、9割完成といっても過言ではありません。
・LP作成は書くまでが難しい
今までLPの文章をゼロから書いていたときは、
- タイトルはどうしよう?
- 最初に問題提起する?それとも共感から入る?
- 最後のCTAをどう誘導する?
など、構成作りだけで数時間かかることもしばしば。
実際、LPって書き出すまでが大変じゃないですか?
ところがclaude3.7なら初稿があっという間に出るので、あとは微調整するだけになってしまいます。
これは想像以上の時短効果だなと思いました。
完成させるためにぼくたちがやることは、土台ができたところを調整するのみになってしまいます。
claude3.7のLP作成を通じて学んだこと

① バージョンの違いは大きい
- claude3.5とclaude3.7では、文章の質がまるで違う
- 3.5が出してくる文章は単に「説明文」止まり
- 3.7になると、ちゃんと売り込みに近い文脈が整う
AIの進化は早いので、常に最新バージョンをチェックするのはマストだと思いました。
まあ、当たり外れが激しいのでこの動き自体が手間ではあるのですが…。
② プロンプト(指示文)の精度がカギ
今回の実験では、あえて「オンライン英会話のLPをつくって」とだけ入力したシンプル版でした。
それでもクオリティが高かったのでびっくり。
とはいえ、
- ターゲット層(社会人?主婦?学生?)
- トーン(ビジネスライク?カジュアル?)
- CTA(無料体験?資料請求?)
などを明確に指示すれば、さらに精度は上がります。
いろいろ書いてみている最中ですがこれは間違いないです。
AIは“入力した情報”をもとに文章を組み立てるので、プロンプトにこだわるのは絶対に大事ですね。
③ AIに頼らない箇所もあっていい
完成度が高いとはいえ、やはりAI独特の“無機質”な感じは残ります。
- 「過去にこんな失敗をしてきたからこそ、いま英語を学んでいるんです」
- 「講師のAさんは日本企業で長年勤めた経験があるので、日本人の弱点を理解しています」
こういったリアリティがあるだけで、文章の説得力はグッと増しますよね。
④ 無料版でも試す価値アリ
ちなみに、今回のLP作成はすべてclaude3.7の無料版です。
これでも、十分に実用レベルの文章が得られたことは大きな収穫。
もちろん、有料プランだともっと高度な機能や長いテキストを扱えるかもしれませんが、まずは無料版で試してみるのがいいと思います。
AIの課金はテストしているうちに簡単に数万、数十万円になってしまいますからね…!
個人や小規模ビジネスの場合、いきなり高額ツールに手を出すのはリスクが高いですし、無料版で効果を実感してからアップグレードしても遅くはありません。
claude3.7おそるべし

業務効率をあげるためにAIをいろいろ使っていながら、claudeを完全にみくびっていました。3.7すごいです。
これからもAIの進化はものすごいスピードで進むはず。
そのたびにclaudeをはじめ、AIでLPを書くのが当たり前になる可能性も十分あります。
一方で、人間のライターが不要になるとは思いません。
ライターは仕事を失います!みたいな煽り文句もよく見ますけどね。失わないです。
AIに振り切れない部分を引き受けて、
より深みのある文章や共感を生むコンテンツを作る。
それが「AI×人間」の最強タッグだと思います。
もし「自分もLP制作に時間をかけていられない!」と感じているなら、ぜひclaude3.7の無料版を試してみてください。
プロンプトを工夫すれば、あっという間に「使えるLPの土台」が手に入るはずです。