みなさん、AI活用って気になっていませんか?
ChatGPTをはじめ、いまやAIを使ってライティングやデザインを高速化したり、SNS投稿もラク〜にこなしたり……なんて話をよく耳にします。
「作業の時短につながるなら、積極的に導入したい!」と思う副業会社員の方、多いんじゃないでしょうか。
実はぼくも、そのうちのひとり。
本業をこなしながら副業をしている者として、
「AIで業務効率アップなんて最高じゃん!」
とすっかり夢中になりました。
でも、やってみたら想像以上に「うまくいかない」ことが盛りだくさん……。
今回はそんなぼくの「AIライティングの失敗談」を堂々とシェアしようと思います。
同じように「AIを使ってラクしちゃおう!」と目論んでいるみなさんが、同じ轍を踏まないように……。
ちょっと笑えるかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。
なんでAIに手を出そうと思ったのか?

副業って、本業と並行しながらやらなきゃいけないですよね。
本業の業務、メール対応、会議、資料作成……これだけでも大変なのに、副業では集客、SNS発信、企画、ライティング……とにかくやることが多い。
「これ、どこにそんな時間があるんだ?」と頭がパンクしそうになりません?
そんな中、SNSやニュースで
「AIでサクッとコピーが書ける」
「画像生成AIでバナーが作れる」
みたいな情報を見かけるわけです。
Twitter(X)を眺めてても、「AIに依頼して10分でLPを書かせた!」とか、Instagramのストーリーズでも「AIに頼ったらブログの記事が量産できちゃった!」という投稿を見かける。
そうなると、ぼくはもういてもたってもいられないんです。
「AIを活用すれば、ムリだった時間管理が一気にラクになるかも。やりたかった“もっと未来のための仕事”もできるかも……!」。
そう期待して、興味津々で飛びつきました。
ClaudeでLPライティングにチャレンジしてみた。

そんなわけで、ぼくは最初に「文章作成をAIに任せてしまおう」と思いました。
とくに副業会社員がよく作るのが“LP(ランディングページ)”ですよね。
新しいサービスをリリースするときや、キャンペーンをやるときなど、一枚もののLPがあるだけで問い合わせ数がガラッと変わる。
だけどLPを書くのって、めちゃくちゃエネルギーが要りませんか?
キャッチコピーも考えるし、読者の心を動かすためのシナリオ構成も練りこむ必要がある。
ビジュアルの配置やCTAの文言まで、もう神経をすり減らす作業です。
そこで「これはAIに書いてもらったらいいじゃん?」と思い立ち、ChatGPTだけじゃなく、ちょっと話題になっていたClaudeというAIにも手を出しました。
「ChatGPTはみんな使ってるから、あえてClaudeを試して、差別化しちゃおう!」みたいな軽いノリです。
ClaudeってどんなAI?
簡単に言うと、ChatGPTと同じように会話形式でやりとりができるAIなんです。
もうすでに知ってる方も多いんじゃないかな…AIっぽくないライティングができると言われてたりします。ChatGPTとは少し文章のテイストが違うと。
「これはもしかして、日本語で頼むと面白い表現が返ってきたりするのかな?」
なんて期待したんです。
プロンプトにこだわってみた。
いわゆる“プロンプトエンジニアリング”ってやつです。
「AIに指示をどう与えるか」で結果が大きく変わる、という知識くらいは調べていたので、ぼくはかなり力を入れました。
・どんなターゲットに向けたLPなのか。
・どんな課題を抱えた読者を想定しているのか。
・どんな解決策を提示して、どんな強みを売りにしているのか。
これらをめちゃくちゃ細かく書いたうえで、「こんな感じの文章を書いてください」とリクエスト。
いやもう、満を持してという感じですよ。
文字数の目安や使いたいキーワードなどもすべて盛り込んで、
「さあ、Claudeくん、がんばって!」
とドキドキしていたわけです。
結果どうだったのか?

結論、全然ダメでした。
まあそうですよね、最初に「失敗談」と言ってるわけだから。
ちなみに何がダメだったのか?
一見、日本語としては整っているんです。
文法的にも問題ないし、丁寧な言葉遣いで「○○をおすすめします」なんて書いてくれる。
でも、読み返すと……無難オブ無難。
刺さる感じがまったくない。そしてキーワードを盛りこんでいるはずなのに、どうにも薄っぺらい印象しかない。
さらに致命的だったのが、ターゲットが見えづらいってことです。
こちらは「副業を始めたばかりで、初めて商品LPを作る人」を想定していたのに、なんだか広範囲すぎる内容になっちゃうんですよね。
「副業をしているみなさん、こういうお悩みありませんか?」
という、まるで教科書の見本のようなテンプレ文章が延々と続く感じ……。
厳しいって。
正直、「これ読んで問い合わせしたいと思う人いるかな?」って感じでした。
ぼくも最初は「おお、ちゃんとそれっぽい!」と浮かれてましたが、じっくり読めば読むほど違和感だらけ。
「AIに丸投げした文章だな」って、誰が読んでもわかっちゃうようなフラットなコピーだったんです。
修正を重ねても微妙
そこでぼくは、何度もプロンプトを修正しました。
“もっと感情に訴えるように”
“具体的な数字をいれるように”
“ユーザーインサイトを深掘りして書いて”
ね?それっぽいですよね??
でも、何回も何回も書き直してもらったものの、どうもピントがズレてる。
「詳しく書いて」と言ったら文字数は増えるんだけど、やたら回りくどくなるし、「テンション高めで」と言うと、こんどはオーバーすぎる営業マンみたいになる。
結局、時間だけはどんどん溶けていく……。
「あれ?時短するはずが、めっちゃ時間食ってない?」
そんな虚しさに襲われたのでした。
そこからわかったこと。

失敗から学んだ4つのポイント。
結果的にぼくは、このLPライティングAI化プロジェクトを断念しました。
かなりの時間を費やしたわりに、“使えるコンテンツ”はできなかったんですよね。
でも、声を大にして言いたい。
その過程で得た学びは大きかったです!!
…いやもう、そういうことにしなきゃ心が持たないんですけどね。せっかくなので誰かのためになればというブログです。
同じように「AIを導入して作業効率化したい!」と思う副業会社員の方に向けて、気づきを4つまとめてみます。
1.AIは魔法の杖ではない

AIに何でも丸投げすれば、一瞬で優れたコピーやデザインが完成する……なんてことは、まだまだ難しいなと思いました。
「AIならではの得意分野」と「人間のクリエイティビティ」がうまく組み合わさってはじめて、質の高いものが作れるんだと痛感しました。
いろんなSNSで見かける「AIで楽々!」みたいな宣伝文句は、ちょっと誇大かもしれません。
あくまで補助的なツールだと割り切ることが大切だと現時点では思います。
2.明確な指示が必要すぎる。
AIの出力を最適化するには、こちらのプロンプトがめちゃくちゃ大事。
ターゲット、文体、構成、文字数……きっちり指定してやらないと、ぼんやりした文章が返ってきやすいです。
でも、それって結局のところ、ものすごく頭を使うんですよ。
しかもある程度マーケティングの知識やライティングのスキルが必要です。
そうなると、「そもそも自分で書いた方が早いんじゃないか?」という気持ちにもなるんですよね。
3.“共感”や“ブランドらしさ”の再現は難しい。
LPって、サービスや商品の魅力をただ並べるだけじゃ足りないですよね?
“読者の感情を動かす”とか、“ブランドの想いや背景を感じてもらう”といった要素が大事。
AIが吐き出す文章は、どうしてもテンプレ的で味気なくなりがちです。
人間がいろんな経験を経て得てきた価値観とか、言葉の温度感とか……
そういうのはAIにはなかなか再現できない。
少なくとも現時点では、この差は埋めがたいな、と感じました。
4.試行錯誤に時間がかかる。
よく言われる“プロンプトエンジニアリング”に慣れれば、ある程度効率化できるのかもしれません。
しかしAI初心者がいきなりやると、逆に時間を奪われる罠があります。
現にぼくは、LPを書くためのAI活用の下準備に思った以上の時間と労力を使ってしまいました。
クラウドソーシングとかで、実際にコピーライターさんを雇った方がラクだったかも……なんて後悔も若干ありますね。
次、どう生かす?副業会社員がAIをうまく使うために。

さて、ここまで失敗エピソードをダラダラ書いてきましたが、
ただの“AIバッシング”で終わらせるつもりはありません。
むしろAIには大きな希望を抱いてます。
AIをうまく使えば、作業をグッと効率化してくれる可能性も大いにあると、ぼくは思っています。
じゃあ、どうやって活用していけばいいのか?
失敗を踏まえて、こんなやり方がいいんじゃないかと思うポイントをまとめました。
1.アイデア出しや構成整理に限定して使う。
たとえば、「見出しのアイデアをたくさん出してもらう」とか、「文章の構成パターンをいくつか提案してもらう」くらいに抑える。
いきなり全文書いてもらおうとすると、個性や感情が失われてしまうので、あくまで補助的に使うのがおすすめです。
2.自分の言葉で“料理”していく覚悟。
AIが出した文章を、そのままコピペで使わない。
むしろ“下書き”くらいの感覚で、「ここいい感じ」「ここは的はずれだな」と手を入れて仕上げていきましょう。
結局、人間のクリエイティブさは不可欠だと思っちゃってる現状です。
3.自分の強みをしっかりと把握しておく。
そもそも自分のサービスやブランドが「何を売りにしているのか」「なぜそれが必要とされるのか」を、本人がよく理解していないと、AIにうまく指示が出せません。
だからまずはマーケティングの基礎や、自分のビジネスの強み・ターゲット像を再確認するのが先決。
それが明確なら、多少AIがズレた文章を出しても、自分で修正の方向性が見えるはずです。
4.まずは小さなタスクで試す。
いきなりLPや長文ブログといった大きなコンテンツにチャレンジするのはリスキー。
アイキャッチ用の短いコピーや、SNSのハッシュタグ提案をしてもらうなど、“小さなタスク”で慣れるのがいいと思います。
「AIはこういう風に返してくるんだな」という感覚をつかんでから、本格的に取り組むと、失敗のダメージも少なくて済むんじゃないでしょうか。
僕は、結構ダメージ喰らいました(笑)
AIで時短しようとしたら、むしろ時間を食いました。

ぼくは、「ClaudeでLPライティングを丸投げすれば、超効率化できる!」という期待を抱いてスタートしました。
でも蓋を開けてみれば、結局、完成度の高いLPは書けずじまい。何度もプロンプトを修正して、文章を微調整して……大量の時間を使ったわりに、成果はイマイチでした。
ただ、その失敗から得たものも多いです。
「AIは道具であって、魔法の杖ではない」
ここに尽きるなと思いました。
副業会社員は、本業と副業を両立する中で「もっとラクしたい!」と考えがちです。
ぼくもその気持ちでAIに頼ろうとしましたが、逆に時間と手間をとられてしまったんですよね。
やっぱり「自分のビジネスに対する“想い”や“理解”」を持っているのは自分だけです。
AIのアシストを活かすには、その上で“どう使うか”をしっかりコントロールする必要があると痛感しました。
もちろん、今後AIはもっと進化して、より使いやすくなるでしょう。
ぼくだって「もうAIはコリゴリ!」なんてことは思っていません。
今日も明日もchatGPTと会話をします!
「次はどんなアップデートが来るんだろう?」とワクワクしています。
大切なのは、過剰に期待しすぎず、適材適所で賢く使うこと。
何もかもAIに丸投げしようとすると、結局は遠回りになりがちです。
これからAIを活用したい副業会社員の方、同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それでは今回はこのへんで!
AIは最高のパートナーにもなり得るし、ただの時間泥棒にもなり得る。
どっちになるかは、結局ぼくら次第ってことですね。
みなさんのAI活用が、良い結果につながりますように。