「AIが資料作成を自動化してくれる」
そんな話は、AIの使い方としてもはや有名になりつつあります。
でも、問題は
「結局どのAIツールを使えばいいの?」
ということじゃないでしょうか。
世の中には、資料作成AIがたくさんあります。
一方で、「本当に使えるもの」は多くありません。
もちろん、すべてのAIツールを試している時間なんてありませんよね。暇じゃないのよっていう。

そこでぼくの出番ですw
AIで業務効率化を目指すぼくが、実際に仕事で使い倒した結果をお届けします。
超個人的ではありますが、10以上のAIツールを試した経験から、ガチの「資料作成AIランキング」を発表しようと思います。
あなたも資料作成が一気にラクになるはずです。さっそくいきましょう!
ランキングの前に。僕がAIに求める、たった一つの絶対条件
いきなりランキングを発表する前に、少しだけ。



ぼくがどんな基準でAIツールを選んでいるのか、その前提を共有させてください。
というのも、デザインが綺麗なだけじゃダメなんです。情報が正確なだけでも足りない。
ぼくが資料作成AIに求める、たった一つの絶対条件。
それは、「思考のパートナー」になってくれるかどうかです。
どういうことか?
ただ、ぼくが言ったことをスライドに清書してくれる「作業代行」じゃ、物足りないんです。
そうじゃなくて、
- アイデア出し
- 構成
- 執筆
- デザインの微調整
- 最終的なファクトチェック
などなど。
資料作成は、実は工程がめっちゃ多いんですよね。だからAIでなかなか良い資料がつくれないのも納得です。



ただ、その最初から最後まで、ずっと隣で伴走してくれる。そんな存在を、ぼくは探し求めてきました
「felo」や「イルシル」「Gamma」といった資料作成ツールも、もちろん素晴らしいんです。
綺麗なスライドをサクッと作るなら、これらも有力な選択肢。
実際、人気がありますよね。
でも、
という、ぼくのワガママな基準でふるいにかけた時、最終的に残ったのは、これから紹介する3つのツールでした。
2025年、ぼくが本気でおすすめする「資料作成AI」最強ランキング、いきます。
【第3位】あまり知られてない資料作成AI
まずは第3位から。
結論「skywork(スカイワーク)」です。


現段階ではあまり知られていないかもしれませんが、このAIはめっちゃ優秀です。
skyworkの良さを一言で表すなら、「日本のビジネスシーンを深く理解している」ところでしょうか。
情報が足りない箇所があれば聞き返してくれます。
だから精度が高い資料に仕上がりやすいんですよね。



資料作成のAIツールって、どこか日本のテイストと合わないな…と感じたこと、ありませんか?
デザインがダサすぎたり、日本語のニュアンスが微妙だったり。
skyworkは、その点、めちゃくちゃ安心感があります。
- 日本語の機微を、しっかり汲み取ってくれる
- 国内の事例やデータに基づいた提案をしてくれる
- 洗練されたデザインに仕上げてくれる
AIに慣れていない人でも、質問にいくつか答えていくだけで、いい感じの資料の骨子が出来上がるんですよね。
ちなみに、skyworkで作成した資料がこちら
このセミナー資料もこちらで全部みられます↓(※クリックでジャンプします)





かなりクオリティが高いですよね…?
僕は有料プランにしていないので、無料でこの資料を作成できちゃっているということです。
「初めて資料作成AIを使う」という人には、まずskyworkから試してみるのもおすすめです。
【第2位】おすすめ1位と迷っちゃうレベル
続いて、第2位。
「Manus(マヌス)」です。


資料作成で一番時間がかかるのって、実はスライドをデザインしている時間じゃなかったりしませんか?
本当に大変なのは、その「前段階」。
テーマに関する情報を集める「リサーチ」と、その情報を元に、どういう順番で、
何を語るかという「ストーリー設計(構成)」の部分が大変ですよね。



Manusは、この一番しんどい部分を、圧倒的なレベルで肩代わりしてくれます
いわゆる「AIエージェント」なので、いろいろ並行してくれるんですよね。
Web上にある膨大な情報の中から、信頼性の高い、必要なデータだけを瞬時に集めてきてくれる。
セミナー資料はこちら(※クリックでジャンプします)
Instagramの内容なのですこし派手なスライドになっていますが、プロンプトで指示を与えると白ベースのものもしっかり出してくれます。
ちなみに、Manusも無料版です。
これからもっと使ってみたいAIのひとつなので、有料プランでも試してみたいなと思ってますが、現時点でもすごい精度だなと!
【第1位】もはや資料作成はこればっかり
いよいよ第1位の発表です。
数々のAIツールを渡り歩いてきたぼくが、今では毎日のように使い、「もう、これなしでは仕事ができない」とすら感じているAIツール。
それが、「Genspark(ジェンスパーク)」です。
はっきり言います。
ぼくが「パワポ職人」を卒業できたのは、Gensparkと出会えたからです。



圧倒的に、一番使ってます。
こんなスライドが一発で作れちゃう
2位のManus、3位のskyworkも、もちろん素晴らしいツールです。



でも、Gensparkはちょっとレベチな気がしています。



ボク、最後まで責任持って全部やるアルよ
あくまで個人的な感想ではありますが、資料作成はここに落ち着いちゃってますね。
その最大の理由は、資料作成の「作る」から「仕上げる」までの全工程を完結できちゃうから。
おすすめの理由1:AIとの対話で簡単にスライドがつくれる
まず、Gensparkは、ただ資料を自動生成して「はい、おしまい」というツールではありません。
このAI編集というのを使います↓
例えば、AIが作ってくれたスライドに対して、こんなプロンプトを投げてみます。
「P2に具体的な成功事例を3つ追加して」
するとGensparkは、こちらの意図を汲み取って、リアルタイムでスライドを修正・改善してくれるんですね。
そもそもAIの資料作成だと、以前は出力されたものを編集できないのが大半でした。



このまま使うか、ボツにするかの二択がつらかった…
一方でGensparkでは、編集していくことが可能になってるんですね。



せっかく作ったもの、最後まで使い倒すアル
AI編集の機能は、使ってみるとクセになります。


理由2:もうCanvaは不要?「高度な編集機能」の最新アップデート
「AIが作った資料って、結局、最後はパワポとかCanvaで手直しが必要でしょ?」



そう。それが、今までの常識でした。
AIが作った「たたき台」を、別のデザインツールに持っていって、フォントを調整し、色を変え、レイアウトを整える…。
あの地味に面倒で、集中力が途切れるツール間の「行ったり来たり」。
最新のアップデートで搭載された「高度な編集機能」が凄いんです。パワポのような機能が使えるようになっちゃった。
「ここの文字だけ、太字にしたいな」
「この文章と、下の画像の間のスペースを、もうちょっとだけ広げたい」
「このアイコン、少しだけ右にずらしたい」
といった、デザイナーがやるような、ミリ単位の細かなレイアウト調整が、すべてGensparkの画面上で完結してしまうようになったんです。



画像やリンクの挿入なんかも可能になりましたね。めちゃくちゃ革命的…!
AIで資料作成したあと、そのまま手直しできることを望んでいたひと、実は多いんじゃないでしょうか?
AIに任せる大枠の編集と、自分でこだわりたい細部の編集。
その両方が、一つのツールの中で円滑に行える。
ツール間を移動するストレスから解放され、思考を途切れさせることなく一気に「完成」まで持っていけるのです。


理由3:AI最大の弱点を克服。「ファクトチェック」の安心感
そして、最後の理由。
Gensparkを「仕事で安心して使える」大事なポイントです。
というのも、AIには「ハルシネーション(もっともらしい嘘をつく)」という、大きな弱点があります。
たぶんみなさんも経験ありますよね。



おいおい、本当か?みたいなのが頻繁にありますw
これが資料作成だとやばい。
考えただけでも、ぞっとしますよね。
GensparkはこのAIの弱点を克服するための、強力な武器を持っています。
それが、「ファクトチェック機能」ですね。
「ファクトチェックコンテンツ」のボタンを押すと、自動的にこんなプロンプトを入力してくれます。
「ん?このデータ、本当に合ってるかな?」
と少しでも疑問に思ったら、
- ファクトチェック↓
- 誤りだとしてもソースを確認できる↓
- すぐにWebサイトや論文に飛んで、自分の目で事実確認ができる
これは、AIが生成した情報に対して「責任を持つ」という、ツールの誠実な姿勢の表れだと、ぼくは感じています。
AIに「書かせる」だけでなく、その内容を「検証」するプロセスまで、システムに組み込まれている。



この安心感は、資料作成において大きなメリットじゃないでしょうか?


あなたに合うAIはどれ?目的別に使い分けてみよう
ここまで、ぼくの独断と偏見に満ちたランキングをお届けしてきました。
- アイデア出し
- 自動生成
- AIとの対話による修正
- 手動でのデザイン微調整
- 最後のファクトチェック
この資料作成の全工程が、Gensparkという一つの場所で、どこにも移動することなく完結する。
現時点では、ぼくのランキングだとGensparkが1位です。
最後に、あなたにとって最適なツールを選ぶための、簡単なガイドを。
- 「とにかく手軽に、日本のビジネスに合った資料をサクッと作りたい」
→ 無料で「skywork」から始めてみるのがおすすめです。 - 「ファクトとロジックを固め、絶対に負けない説得力のある資料が欲しい」
→「Manus」がいい仕事をしてくれるはずです。 - 「”作る”から”仕上げる”まで、圧倒的なクオリティで完結させたい。本物のパートナーが欲しい」
→ 「Genspark」がめっちゃおすすめです。
ちなみに、僕はGensparkのみ有料プランで使用しています。この辺は自分の使いやすさで選んでいくのが良いですね。
完璧な万能ツールなんて、存在しません。
大事なのは、それぞれのツールの得意なことを理解して、自分の目的に合わせて賢く「使い分ける」こと。
それが、これからの時代にAIを使いこなす、ということなんだと思います。


ぜひ、あなたも「資料作成の沼」から抜け出そう
AIが、ぼくたちを「めんどくさい」から解放してくれる。
そんな時代は、もう始まっています。



今日ご紹介したツールには、無料で試せるプランもたくさんありますから、失うものは何もありません。
まずは、一番気になったツールを触ってみてくださいね!
これからもAIの資料作成を実践しながら、またランキングの変動があったらすぐにお届けしたいと思います。
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