みなさん、最近話題のChatGPTが、ついに画像生成までしてくれるようになったって知っていましたか?
その名も「GPT-4o Image Generation」。

イメージジェネレーションて…!なんだか名前からしてパワーアップ感がすごい
ぼくもさっそく触ってみたのですが、これが本当にびっくりするほど精度が高いんです。
「いやいや、AIが描いた絵なんて所詮…”それっぽい”レベルでしょ?」
と思っている人ほど衝撃を受けるはず。
ここまで細部まで作り込まれた画像がポンと出てきてしまうのか…と衝撃を受けました。
今までのAI画像生成は痒い所に手が届かなかったんだけど、どうやら違いますね…!
というわけで、
今日はそのchatGPT-4oの画像生成機能を試した体験談
実際にどんなことができるのか、やり方もシェア
していきたいと思います。



気軽に読みながら、ぜひご自身でも画像生成してみてください。飛ぶぞ。
ちなみにMidjourneyの画像生成にチャレンジして失敗した話も記事にしてます。以下からどうぞ。


GPT-4oの画像生成はやり方も簡単
まずはじめに、そもそもGPT-4oって何なの?という話。もう知ってるよ!という方は飛ばしてください。
といっても簡単です。
ChatGPTの有料モデルである「4o(フォーオー)」に、画像生成機能がアップデートされたと考えてもらえたらOK。
テキストだけじゃなくて、テキストを入力することで画像を生成するオプションが増えた感じですね。
シンプルでありながら、AIユーザーとしては、結果が良ければ文句なし!という気持ちになりますよね。
しかもやり方がめちゃくちゃ簡単。
- 画面左上のモデルで「4o」を選択
- プロンプトをテキストで打ち込む
たったのこれだけなんです…!
たとえば、プロンプト(画像生成に与える指示文)に「可愛い猫がソファの上で丸くなっている写真っぽいイラストを描いて」と入力したとしましょう。
そこで出てきたのがこれ↓


ここまでは他の画像生成AIでもありえるんだけど、
GPT 4oでnoteのサムネイルを生成するやり方
具体的な例として、ぼくが試してみたのがnoteのサムネイル用画像の生成です。
note以外でも、サクッとサムネイルが作れたら楽なのに…!
と感じる状況って多いですよね。
会社で言うと会議の資料なんかも、1枚目がダサくて微妙。。ってことが多々あるように思います。
その点、chatGPT4oはすごい。やり方は上記の通りですが、こんな感じで簡単なプロンプトを打ち込んでみます。
【操作画面がこちら】
そして画像生成されたのが…
こんな簡単なプロンプトでも、noteのサムネイルが出来てしまうのです…!
ちなみに使用したプロンプトはこんな感じ
イラスト風にしてみた
普通はサムネイルって、
デザインセンスが必要だったり
画像素材を自分で探したり
配色やフォントを工夫したり
といろいろ考えることが多いじゃないですか。
でもGPT-4oなら、「こういう雰囲気にして!」と伝えるだけで、ある程度完成度の高いものを提案してくれます。
もちろん、細かい調整をするならデザイン知識があったほうがいいんだけど、最初のたたき台としては充分すぎるレベルなんですよね。
正直なところ、「これでいいじゃん!」と感じる人も多い気がします。
実際、それをサムネイルにしてササッとnoteを公開できちゃうので、時短効果はものすごい。



たった数分でサムネの画像生成ができちゃうって、どういうこと…?
GPT 4oでLINEスタンプを作るやり方
さらに驚いたのが、LINEスタンプ用のイラストを作るという使い方。
スタンプって、可愛いキャラとか、ちょっと面白い動物とかが多いじゃないですか。
ああいうのを、プロンプト一発で作れちゃうんです。
たとえば、
「柴犬のキャラクターがいろんな表情をしているイラスト。背景は透明。スタンプに使いやすいポーズで」
みたいに指示すると、


これですよ。
もちろん、
とか、いろんな面で要確認ですけど。
ちょっと編集すれば、そこまでの作業を一気に短縮できるのが魅力だなと思いました。
用途としてはLINEスタンプだけじゃなく、SNSの投稿にキャラクターとして登場させたり、吹き出しをつけたりしてもオリジナリティが出せそうですよね。
イラストレーターさんに発注しなくても、「とりあえずこんな感じのが欲しい」という段階では、めちゃくちゃ時間を節約できるのは間違いありません。
GPT 4oの画像生成はこんなやり方もある
そして面白い使い方をもうひとつ。
なんと「画風を指定するだけ」で結構イイ感じの画像ができてしまうのです…!
たとえば、


この画像を、


プロンプトは「この画像をジブリっぽくして」という極めて簡単なものです。
普通にアイキャッチ素材としても使えそうなくらい、完成度が高くないですか??
もちろんプロンプトはもっと正確な指示をしてあげると精度が上がりますが、
というのがGPT-4oの強み。



ざっくりした画風だけでも十分に使える画像生成ができちゃうのは、仕事の幅が広がる方も多いんじゃないでしょうか
どうやって使う? 簡単プロンプト作成のコツ
「実際どうやって使うんだろう?」と気になる方もいると思うので補足です。
GPT-4oを使うときには、いくつかポイントがあります。
- モチーフをはっきり伝える
- 例:「犬」「猫」「桜」「コーヒーカップ」など、具体的な名詞を入れるだけで精度が上がる。
- スタイル(画風)を指定する
- 例:「ポップでカラフル」「ゴッホ風」「水彩画風」「リアルな写真っぽく」など。
- 使いたい用途を補足
- 例:「LINEスタンプ用に」「ブログサムネ用に」「アイコン用に」などを明記すると、背景の有無や構図をある程度調整してくれる。
このあたりを意識すると、驚くほどピンポイントでイメージに合った画像が生成されるはずです。
逆に、モチーフとスタイルが曖昧すぎると、「いい感じだけどちょっと使えないかも…」みたいなブレた画像が出てくることもあるので注意。
生成AIによってデザイナーの仕事はなくなるの?


よく聞かれるのが「こんな簡単なやり方で画像生成できちゃうなら、デザイナーの仕事ってどうなるんだろう?」という疑問です。
理由はシンプル。
AIは既存のデータを組み合わせるのが得意だからです。これは言い方を変えると、
- 新しい発想
- ブランディング戦略
- ユーザー体験を考慮したデザイン
など、クリエイティブなコア部分はまだ人間が主導する必要があるんですよね。



AIが苦手なこと。…それは“微調整”。狙い通りの画像が出るまではガチャを回し続けるようなものだったりします
つまり、会社のロゴ制作や大規模なキャンペーンビジュアルのように、
が不可欠な仕事においては、AIだけでは限界があるのが現状。
むしろデザイナーさんは、AIを使うことでアイデア出しや試作品作成のスピードを上げ、より本質的な部分に時間を注げるようになるでしょう。
GPT 4oのやり方次第で仕事が加速する


最後に、GPT-4oの画像生成についてまとめておきます。
ざっくり言えば、
って感じです。
今まで苦労していた
が一気に効率的になりますね!
GPT-4oを使えば、だれでも素早く、それなりに高クオリティの画像を作れるのは間違いありません。
これをチャンスと見るか脅威と見るかは人それぞれですが、ぼくとしては
「ゲームチェンジが始まっている」
ことは確かだと思います。
歴史の教科書で習った、家内制手工業が、工場制手工業(マニュファクチュア)に取って代わられたように、
社会そのものに産業革命が起きている…とも言えます。
気になった方は、ぜひGPT-4oの画像生成を体験してみてください。手軽さにびっくりするはずですよ。
「こんなに簡単に、思った通りの絵が出てくるのか!」
とテンションが上がる瞬間を、ぜひ味わってみてください。
以上、GPT-4oの画像生成を活用するポイントと事例の紹介でした!
僕もいろんなやり方を試してみながら、またブログ記事にしたいと思います。