山頂でChatGPTが沈黙!AIの圏外トラブルにはご注意を

最近は副業や複業で忙しく、いかに効率的に仕事をこなすかを模索している方も多いですよね。

AIツールを使って作業を効率化する!

ぼく自身もその一心でAIを勉強していますが、先日まさかのトラブルを経験しました。

結論、「山頂でChatGPTは動かなかった」という事件。

北海道の山奥での経験を共有させてください。

目次

新機能「ChatGPTトークモード」とは?

翻訳こんにゃくが実現する日が来るとは

いわゆる生成系AIの一種であるChatGPT。

その新機能「トークモード」は、音声でやり取りできるだけでなく、多言語翻訳にも対応するとウワサされています。

たとえば、自分の日本語をリアルタイムで英語や中国語に変換したり、逆に相手の英語を即座に日本語に訳したりするかもしれない。そんな近未来的な技術が公開間近と聞き、ワクワクした人も多いのではないでしょうか。

この機能が本当に使えるなら、海外の情報収集や外国人とのコミュニケーションが一気に楽になる可能性があります。

それこそ、出張先や観光地で言葉の壁に困ることがなくなるかも? なんて夢が広がりますよね。今までも翻訳アプリがあったけど、その一歩先を行けそうな気がします。

圏外で沈黙! トークモードの落とし穴

ところが、その「夢のテクノロジー」が役に立たないケースもあるのだと痛感する出来事が起きました。

先日、北海道のスキー場へ行ったときのこと。

生まれてからずっと北海道民なのですが、この時期のゲレンデは外国人観光客が本当に多いです。英語やその他の言語がそこかしこで飛び交っています。

「ここならchatGPTのトークモードが大活躍するんじゃないか?」と思った僕は、外国人に声をかけられた際にスマホを取り出し、ドヤ顔でトークモードを起動。

「これに話してみて」と画面を見せたのです。

しかし。

「電気があるなら電波ある」って勘違いしがち

その瞬間、まさかの沈黙。 何度呼びかけてもChatGPTが反応しません。

原因は単純明快。スマホの画面が“圏外”を示していたんです。

当たり前と言えば当たり前ですが、ネット接続がなければクラウド型のAIは動きません。


・・・

結局、その場は片言の英語とジェスチャーで対応せざるを得ませんでした。

トークモードを過信していた自分にとっては、ちょっとした衝撃と恥ずかしさを味わう結果に終わってしまったのです。

教訓:AIも電波がなければただのアプリ

まぁ、そういうこともあるよ

いかに高性能なAIでも、通信が途切れた瞬間に何もできなくなるという事実。

業務上の大切な場面や、“ここぞ”というときに限ってネットが不安定だと、期待が大きい分だけ失望も大きくなります。

外出先でAIに頼るなら、場所やタイミングによっては“そもそも使えない”リスクがあることを頭に入れておきましょう。

また、

  • 事前にWi-Fiやモバイル回線の確認をしておく
  • オフラインでも動く翻訳アプリを用意しておく

といった、昔ながらの準備も決して無駄にはなりません。

圏外トラブルを踏まえた、AI活用3つの心得

今回の出来事から感じたことを、実際の仕事や生活で活かすためにまとめてみました。

そうです。無理やりにでも、何かプラスにしたい一心でのブログです(笑)

1. ネット環境は命綱

クラウド型AIを使うなら、回線が不安定だと途端に動かなくなる可能性があります。

特に出張先やイベント会場など、混雑で通信が遅くなる場所も要注意。

2. AIは完璧じゃない

「トークモード最高!」「翻訳アプリに任せれば全部通じる!」と過信すると、いざという時に困ります。
最終的に“生身の自分”がフォローできるよう、最低限の英語力やコミュニケーション力を捨てないことが大事。

3. 便利だけど使い分けが必要

SNS運用の文案づくりや調べものの要約、提案書の下書きなど、AIが得意な領域はたくさんあります。

ただし、それらもネット環境があってこそ。場所や状況次第でツールを切り替えましょう。

AIは「使い倒す」より「状況に合わせて使う」

生成系AIは確かに便利で、ドキュメント作成や調べものなど、仕事の時短に大きく貢献してくれます。

しかし「どこでも何でもAIに任せられる」と思い込むと、今回のようにネットが繋がらない場所では役立たずになってしまうことも。

結局、ツールは状況に合わせて上手に使うのが一番。

たとえば

  • オフィスにいるときはChatGPTで下書き作成
  • 出先では念のため別の翻訳アプリを携帯
  • 圏外になる恐れがある場所では紙の資料を用意しておく

といったように、複数の選択肢を持っておくと安心です。

ぜひ、AIの可能性を楽しみつつ、いざというときの対策やフォローも忘れずに。

トラブルを減らしてこそ、本当に“使えるAI活用”が実現できるはずです。

北海道の山奥より、minatoでした。

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